2025年12月28日日曜日

早く大学授業料の軽減を

 今日は白石区へ。大学生と語る機会があり、学生生活の現状や社会への思いなどを聞きながら、佐藤綾市議と私から入党も呼びかけました。結論はもう少し先とのことでしたが、自分の学びと社会変革の生き方を重ねあう話となってよかったです。

 自分とともに「専門学校に通っている兄がいます。親が大変そう」と、まず語られたのは学費の心配。この方もバイトとともに奨学金を受けて、大学に通っています。めざす進路には課題も多く、学ぶ時間の確保にも一苦労。

 それだけに「がんばったことが報われる社会を」という思いも伝わり、しっかり応えなければと思いました。長時間労働や低賃金、格差や理不尽がはびこる社会だと、漠然と感じていることでしょう。政治の責任が問われます。

 公正な社会の実現をめざす、米国のDSA(民主的社会主義)に通ずるものを対話から感じました。一方で、報われない現実があるからと、その批判の矛先が社会的弱者や外国人へと向かうのも今の社会。ていねいな対話が必要だと痛感です。

 そもそも学びは個人の利益のためでなく、社会全体に還元されるもの。大事な基本的人権です。欧州のように授業料無料・低額へと早く進めたい。「人は城」の言葉どおり、学びは日本社会を支える土台にもなるのですから。

 【今日の句】学ぶのに なぜ借金を 背負わせる

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