昨日から岩渕友参議院議員が来道し、いっしょに街頭宣伝や第一次産業団体など訪問・懇談。道民医連からの要請には、会議のため同じく来道していた小池晃参議院議員・党書記局長も同席し、医療・介護の苦難打開へ力を合わせようとの話し合いになりました。
岩渕さんは農林水産委員となり、あらためて実態をつかむうえでの調査です。昨日は北農中央会と道森林組合連合会、今日は道漁連など農林水産3団体で実態をうかがいました。私自身も比例議席を奪還して、懸け橋にならなきゃと痛感です。北農中央会では小椋茂敏副会長らが応対くださいました。岩渕さんが喜多方市出身とわかり「食育に力を入れている喜多方から、私たちも学んでいるんです」と、思わぬ声をかけていただいて懇談が始まりました。
新米の歩留まりと今後の店頭価格、猛暑によるバレイショやタマネギへの影響など、農政上の課題は山積です。気候変動に応じた基盤整備についても話題になりました。
道森連では根布谷禎一副会長から、道産材活用や林業従事者の現状などをうかがいました。道産材を活用した事務所内も案内いただき、この間の技術発展の努力も学びました。活用とともに植林・造林がなければ、持続可能な林業になりません。下刈りなど伴う造林事業者の確保・育成が急がれます。国会で反映できるよう、北海道からの発信や連携にも力を尽くしたいです。
道漁連・瀧波憲二専務らとは、海洋環境の変化や資源管理、水産物輸出など多岐に渡る懇談に。今年はサケの水揚げ量が昨年の半分で、単価は高いといえ、漁業者にとっては厳しい実態です。
3団体とも共通して、外国の方々が現場を支えている実態も口にされました。共生への努力も、ていねいに進めています。広がる排外主義に対して、事実を理性的に伝えていきたいとも思います。道民医連の要請は介護の充実を中心にしつつ、医療での深刻な経営危機も訴えがありました。人口減少と高齢者増加が同時に進行する北海道では、医療・介護分野は党派を超えて力を入れるべきだと訴えたい。
食料・農業や医療・介護など生きるうえでの土台が、こんなにも壊されているのかと日々感じます。高市総裁になろうと、自民党政治がおおもとから変わるわけではありません。農林漁業予算や社会保障予算を大幅に増やすため予算を組み替え、富裕層などへも適正な課税を求めていきたい。株価がどんどん上がって大株主は資産を膨らませていくなかで、国民は物価高などに苦しんでいるのですから。
道総研での調査や農家との懇談などもありますが、あらためてまとめたいと思います。
【今日の句】食料を 市場任せで いいものか
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