「日曜討論を聞いていて、日本が武器輸出までするのかと心配です」。せたな町での「つどい」で出された一言です。自民・維新だけでなく国民民主・参政なども前向きで、このままでは歯止めなく進みかねません。
私も聞いていて、どうも「世界で争いがあるから、日本が武器の面でもネットワークを」というのが各党の主張。争いがあるなら止める役割を果たすのが、日本の進む道ではないのでしょうか。山添拓政策委員長も述べてましたが、政府は1976年に武器輸出を全面禁止としています。国会決議も経ています。武器の輸出は国際紛争を助長することになるし、平和国家・日本の歩みとは異なるからです。
しかし、一応の歯止めとしてきた「5類型」をなくして全面解禁し、そのうえ重要なのは、高市政権が防衛産業を経済政策としていること。国際紛争で「稼ぐ日本」とは、まさに「死の商人」国家そのものではないのか。
「つどい」では高市首相の「台湾発言」や官邸筋の「核保有」発言も話題に。日本が戦争できる国へと進みかねない現状に、不安の声が尽きませんでした。こういう時こそ平和の声をあげて連帯を広げなければ、です。
コメと農業、物価高、不登校や介護現場のリアルな実態など、次々と意見も出されました。高市政権の今の施策では、どれも解決を見通せません。打開の道筋を示すことも、しっかり広げていきたい。
明日は、朝の定例宣伝の後は名寄市へ。上がってきた気温も、また明日からは寒さが戻るようですね。
【今日の句】こうやって 昔も戦争 進んだか

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