2010年11月3日水曜日

上富良野町で日米共同訓練・反対集会

 JRとバスを乗り継ぎ上富良野町へ。昨日から始まった、自衛隊と米軍の共同訓練に対する反対集会に参加するためです。

 私は道安保破棄実行委員会などの、道団体を代表してあいさつ。

 紙智子参議院議員も駆けつけ、国会報告と連帯のあいさつ。

 今回の共同訓練は、2002年以来で通算12回目になります。

 アメリカのアフガン・イラク戦争を機に、北海道の部隊が常時出動可能な部隊に位置づけられ、共同訓練の度合いも強まっています。

 上富良野に来た米兵はミズーリ州の部隊ですが、そもそもは災害出動時の任務を持つ部隊が、いわば戦力が足りないからと駆り出されたとか。

 日本の防衛というより、アメリカの戦略に追随しているというのが、やはり本質ではないでしょうか。

 集会後、代表抗議団は駐屯地へ、参加者はデモ行進と分かれました(私は抗議団でした)。

 応対した広報担当の方を通じて、本部の方へと抗議・中止の要請を上げることになりましたが、何より積み重ねが大事。

 民主党政権のもとで、専守防衛から海外展開を自衛隊が主任務とされる、大転換が見込まれています。

 しかも、自衛隊が初の恒久的「基地」をジブチに建設する内容が明らかになりました(こちら)。

 憲法9条をないがしろにし、軍事力に前のめりになる姿勢では、自民党も危険でしたが民主党も同等ではないでしょうか。

 着弾地点が見える場所まで移動し、上がった白煙を見ながら、世論を強める活動に力を入れねばと強く思いました。

 【今日の句】 外交の 力のなさが 軍備呼ぶ

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