2011年11月30日水曜日

まるで日本政府が占領者だ

それにしても沖縄防衛局長の暴言のひどさ! どこの国の役人かと本気で思いました。

 まるで日本政府が占領者のごとき。

 局長の個人的な感覚ではなく、政府の傲慢さの反映ではないでしょうか。

 11/23「どうする?普天間基地問題」で、伊波洋一前宜野湾市長・柳澤協二元官房副長官補のお2人とも、それぞれの立場から普天間基地の撤去の必要性を説いていました。

 普天間基地の歴史と実態は、安全性の向上という運用上の問題ではなく、撤去しかありえない事実を突きつけています。

 また米海兵隊が抑止力と言えるのか、米国の戦略上から見ても疑わしいことも柳澤さんからも指摘されていました。

 アジアの緊張を説くのなら、日本の外交姿勢をどうするかが軸足となるべきで、戦略的互恵関係も含めた外交方針の確立を急ぐべきだと思います。

 沖縄への説得ではなく、他国への説得を、どうして政府は進められないのか。

 外務省や防衛省の官僚組織の問題だけにとどまらず、政治の責任としてとらえて、力を発揮しなければと強く感じます。

 【今日の句】 見えたのは 民の痛みを 知らぬ人

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