2012年10月30日火曜日

余市・渡辺正治町議の笑顔を引き継ぐ

 町議会議員10期、副議長まで務めた余市町の渡辺正治町議が75歳で亡くなり、葬儀に足を運びました。

 肺がんを患い、闘病生活を続けていました。

 来月には金婚式を迎えるのを楽しみにしていたと言います。

 これだけの大ベテランでありながら、まったく威張るような素振りもなく、若い私にも敬意を評していただき、誰からも慕われていた「まさじさん」でした。

 嶋保町長も見えられ、町議会事務局に在籍した時には大変お世話になったと弔辞を読まれました。

 闘病中も、町職員が枕元まで話を伺いに来たと言います。

 新幹線の札幌延伸が決定し、並行在来線が経営分離されると知るや、住民のみなさんと守るための活動に取り組み事務局長も務めていました。

 やさしい、やさしい、まさじさんでした。

 今年に入って留寿都・坂庭恵子村議、赤平・大道晃利市議と、党議員が相次いで亡くなりました。

 紙智子参議院議員の夫であられた内山勝人さんも、政策面ではとてもお世話になり、今も亡くなられたことが残念でなりません。

 もちろん人の一生は、どこかで閉ざされるものです。

 その一生を、日本共産党員として、議員として全うすることの重みを何度も痛感してきました。

 このような先輩たちが作った道だから、今の私の活動もあります。

 遺志を引き継ぎ応えるためには、総選挙で今度こそ勝利しないと。

 遺影を前に、決意を新たにしました。

 先日の演説会にメッセージを寄せていただいた、北海道地域職業訓練センターの太田公夫会長に、苫小牧へお礼に伺いました。

 ものづくりというのは、自動車や電気製品ばかりではありません。

 町をつくり、生活を支える「匠」や技術者がいるからこそ、今の町があります。

 事業仕分けで廃止されそうだったセンターを、共同の力で守ることができました。

 「こんなことで良ければ」と、心のこもったメッセージをいただき本当に嬉しく思いました。

 ガッチリ握手を交わして、急いで特急に乗り込み釧路市へ。

 今日から始まった町議選挙の応援に、明日は弟子屈町へ向かいます!

 【今日の句】 ぬくもりと 笑顔引き継ぎ 政治変え

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