2012年11月2日金曜日

上田文雄札幌市長と、原発ゼロへ懇談

 党札幌市議団と一緒に、上田文雄札幌市長へ「『即時原発ゼロ』の実現を」提言を届け懇談させていただきました。

 上田市長は「脱原発をめざす首長会議」の会員でもあり、先月の「さようなら原発」道民集会にも来賓として連帯のあいさつをされました。

 その時も「北電には『道民の北電』になってもらいたい」と話されていたのが印象的でしたが、今日も「株主のための北電でなく、道民の北電になってもらえるよう期待する」と述べられました。

 いつもは市議会で緊張感ある質問をする日本共産党ですが、原発に関しては意見の一致も多いことから、今日は和やかな懇談となりました。

 「原発に頼らない社会にするのは実践の課題」と、ライフサイクルの見直しや再生可能エネルギーの可能性に触れた上田市長。

 私からも「日本共産党も『追及とともに提案』『議会論戦と市民運動』の両面でがんばります」と応じました。

 ちょうど北電・川合社長が先日の記者会見で電力料金の改定に触れたことにも、残念との意を表して先の「道民の北電」との話となったわけです。

 党の提言に対しても「掲げられたことは、多くの国民も納得するものではないでしょうか」と感想を述べられました。

 雨も降り厳しい寒さのなかでしたが、夕方からは道庁前の行動に参加。

 私の数え間違いがなければ、17回目の行動で初めての雨のはず。

 それでも雨合羽を着て、メッセージ入りの傘を差しての参加があり、私も昨日の要請の内容を話しました。

 ちょうど今日は政府から7%節電の要請発表があったばかりでしたが、そもそも電力の予備率は3%を超えています。

 つまり「何かトラブルがあったら心配だから」という意味での、節電目標となったわけです。

 事実上は、原発なしでも社会が成り立つ状況が生まれています。

 そうであるなら、ただちに原発ゼロの政治決断を!

 【今日の句】 綱紀より 基地撤去こそ 解決だ

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