2013年3月6日水曜日

同じような暴風雪被害を繰り返さないために

 2日~3日にかけての暴風雪。9人が亡くなっただけでなく、住居や農業施設の被害もだんだん明らかに。事務所でも準備して急きょ特急に飛び乗り、今は北見市です!

 今日は移動のみで、明日は北見市と網走市で自治体・農協などからお話を伺い、農家の方の実態もつかみたいと思っています。

 報道されているように、農業施設被害は全容がまだ、よくわかりません。

 道路の除雪が進むにつれて実態がわかる、という状況のようです。

 ビニールハウスはこの時期、タマネギやビート(甜菜)の育苗を開始していたところ。

 再開には除排雪・壊れた部分の撤去・修繕・組立と、時間がかかります。

 その分、春の農作業への遅れが心配されるわけです。

 まして規模が大きければ人手も必要ですし、被害規模が大きければ金額も心配になります。

 農協系統で金融や共済の措置は取られますが、時間だけは取り戻せない。

 行政が乗り出して最大限の支援をするためには、現状を具体的に把握するのが一番。

 それが現地調査の、一番の大きな意味となります。

 農業被害とともに、暴風雪対策に必要なこともつかめればと思っています。

 情報共有や住民への周知、避難所体制、防雪柵の現状、観光バスなど大量人員がいる場合の安全対策など、検討すべきことは山ほどあります。

 亡くなられた9人のような犠牲を生まないためにも、少しでも役に立てることをやらなければ。

 子どもを守ったお父さんの、やさしい気持ちが無駄にならないようにしなければ‥‥。

 【今日の句】 痛いほど 守る気持ちが 響く夜

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