2018年11月20日火曜日

冬を前に、全国の支援に感謝

 全国からの義援金・支援金を、今日は北農中央会・苫小牧広域森林組合へ届けました。あたたかいご支援、本当にありがとうございます。

 北農中央会には真下紀子道議団長とうかがい、しっかり飛田稔章会長へ手渡しました。農家は地震被害とともに全域停電(ブラックアウト)による被害が広がりました。自然災害は免れませんが、被害を大きくしないことは人ので手でできること。今日も乳房炎で苦しんだ牛のことが話題になりました。

 もちろん震度7を記録した厚真町など3町の、農業被害にも心を寄せた懇談となりました。昨日、テレビのニュースでは厚真町で今なお稲を刈っている、地域の農家の現実を紹介していました。多くの仲間を失った傍らで育ってきた稲を、大事に大事に刈る農家の思いを考えたら胸が痛みました。

 当たり前のことですが、自然の厳しさのなかで農業は成り立っています。工業製品のように、すぐに再生産できるものでもありません。しかし、今の安倍政権では外国からの農産物輸入に歯止めがかからず、農家の苦難が続いています。本当に、本当に今の農政を切り替えたい。

 むかわ町穂別町に向かって、苫小牧広域森林組合へ。組合長さんが東京出張ということもあり山﨑常彰専務・小林敏哉参事が、ご対応くださいました。北村修・大松紀美子・舞良喜久の党町議が同席しました。

 どうしても河川や住宅などの作業が優先されるため、いまだ山林の奥地に入ることが困難な状況があると山﨑専務さん。入ったとしても地割れがあるかもしれないし、そこを枯葉が覆う(!)ので安心して進めないし重機も入れない現状があるという具体的な話には、復興に長期の支援が必要だと痛感しました。

 それで長い間、育ててきた大事な材木でもあります。土砂をほろいながら材にできるか木質チップにするのか、たいへんな努力をされている話も合わせてうかがいました。少しでも苦難を解決できるよう力を尽くします、と私からも述べました。

 札幌へ戻り、道原発連がロングラン宣伝・署名行動をおこなっていた札幌地下街(チカホ)へ。ちょうど三上友衛・道労連議長といっしょになって、高橋知事へ届ける泊原発再稼働反対の署名を呼びかけました。30分ほどしかいられませんでしたが、何人も足を止めてくださってありがたい。

 そのなかで学生さんが、声をかけてくださいました。「反対というのは、若い人たちには署名しにくいです。原発ゼロ基本法を実現しようという、前向きなことなら」と、率直な話に。ご自宅でも太陽光パネルを入れているなど、大きな関心があるとのことでした。こういう話をするのは勇気もいることでしたでしょう。

 彼の話を聞いて、私も「原発ゼロは実現できます」と口にしながら署名の呼びかけをしました。明るい未来へ、私もがんばりたい。

 今は北見市へ向かうバスの中。Wi-Fiがあるので、このように作業できるのがありがたいです。高速道・自動車道を下りたら、すでに雪景色。道路にも雪が積もっているなか、運転手さんは安全運転です。いよいよ冬到来、寒さに負けずに明日から2日間のオホーツクキャラバンです。

 【今日の句】あげられない声を 政治が受け止めて

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