2019年9月29日日曜日

政治の向いている方向は

 依頼があって書いている「胆振東部地震から1年」の原稿が、なかなか進んでいません。忙しさもあるんですが、いろんな思いや経験、制度の整理が難しいのです(と言い訳‥‥)

 千葉県の台風被害で国は、自治体が補助するのなら一部損壊へも支援する用意とのことです。すでに実例がある特例とはいえ、この一部損壊への支援を実現させるまでにも大変な苦労があります。このような支援を胆振東部地震では国はおこなっていませんが、こういう仕組み1つ1つの大切さを痛感した1年だったと言えます。

 「私はマスコミと政治家は信用していないんだ」。仮設住宅で聞いた言葉です。マスコミは自分の報道したいように報道するだけ、政治家は聞きに来ても聞きに来るだけ――とはいえ実情を話してくださるのでありがたいのですが、しっかり反映させなければいけないと心から思った一言でした。

 誰の方を向いて政治をしているのか。自然災害のたびに、このような言葉とぶつかります。運動と論戦で少しずつ切り開いているものの、十分な支援があるとは言い難い。ずっと重い宿題を背負ったままの1年を振り返ると、そう簡単に整理できるものではないなぁと思うのです(と言い訳‥‥)。

 今日は釧根地域の党と後援会による「青空まつり」。昨日のうちに釧路市へ移動してき
ました。おおいに交流しあって楽しみたいです。

 【今日の句】次々と 思い出す顔 あの光景

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