2022年6月24日金曜日

ギュッと握られた農家の手

 まさに嵐のような1日! 足を運んでくださった党員・後援会員さんには感謝しかありません。田畑が広がる空知管内だけに、食と農を守れという私の訴えも力が入りました。

 スタートの長沼町は「空知稲作発祥の地」であるとともに、大豆の作付面積・収穫量ともに全道一。コメの生産調整をうけた転作によるものですが、それだけに水田活用交付金の見直しの打撃が大きいのです。

 畑や牧草地に転換したのに、政府が5年に1度は水を張らないと交付金を減らすというのです。しかし、いったん畑や牧草地にした農地を簡単に水田にはできません。畦などをつくったら数十万円かかったという農家がいます。米価は下落傾向なのですから、コメをつくっても割に合わないのです。

 別の町では水を引く工事もしなければならず、5年のうちにはできないかもとの声があります。こんな理不尽な農業政策だから、農業では見通しが持てずに後継者が育たないのです。さらにミニマムアクセス米はじめ安い農産物輸入に、どれだけ農家は苦しめられてきたか。農家を泣かせるような農業政策は、どうしても切り替えたいのです。

 こんな見直しこそ見直しを。生産基盤を支えるため、5年・10年と続けられる価格の安定と、所得の補償を国際水準並みに引き上げたい。肥料や飼料の高騰は、北海道のような大規模農家ほど負担が重くなるだけに、国による直接支援が必要です。食料自給率をあげることが必要な今、ここで農業を守らずして、いつ守るというのか。

 雨で農作業ができないため、ちょうど足を運んでくださった農家の方がギュッと握手してくださいました。この手が、私たちの命を支える食を作ってくれている。私も「がんばります」と力を込めました。

 足を止めて手を振ってくださった方からの生活相談が舞い込み地方議員が対応してくれるなど、苦難軽減の党の本領発揮といった1日でもありました。芦別市では以前も来てくださった無所属・若松市政市議が足を運んでくださり、「体には気をつけて」と激励もいただきました。明日も元気に、旭川市内で訴えます。 

  8:20 アークス北彩都

  9:00 アークス豊岡3条店

  9:40 コメリ永山店

 10:20 東旭川屯田公園

 12:20 中央ストア緑が丘店

 13:00 ベストプライス神居東店

 13:40 ツルハ4条西店

 14:20 JAあさひかわ

 15:10 一条買物公園

 17:10 コープさっぽろ春光店

 17:50 ウエスタン川端店

 18:30 ダイイチ旭町店

 【今日の句】農家をも 泣かせる政治 変えなくちゃ

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