今月の全国大会を控えた民青同盟の、全道班代表者会議で来賓あいさつ。仲間を迎える年間目標を超過達成した、その勢いと社会を変えたい熱い思いが伝わってきます。青年が動くとき時代は変わるーーわくわくしてきますね。
私が民青に加盟したのは、もう34年も昔。中国の天安門事件や東欧・ソ連の崩壊が相次ぎ、盛んに「社会主義は終わった」と報じられたときでした。一方で湾岸戦争が起き、これでいいのかと模索していた学生時代でもありました。そんな時に出会った先輩や友人の、自分の意見を持って輝いている姿がありました。尊敬したり、逆に自分を小さく思えたりしました。民青で学び、語り合っていたということを知って、私も加盟したのでした。
小さいころから競争や同調、自己責任を迫られてきた今の青年たち。目の前では低賃金や高学費・奨学金返済に苦しめられ、世界を見れば戦争・紛争や気候危機などが目につきます。あきらめや冷笑が起きても、おかしくない時代を生きています。
一方で、変わりゆく世界を目にしているのも今の青年たち。米国ではZ世代が社会変革に立ち上がり、バーニー・サンダース上院議員は “ It's OK to Be Angry About Capitalism ”と呼びかけました。ジェンダー平等や気候正義、戦争反対を訴える仲間がいる世界は、希望が見える時代でもあります。
誰にも、変えられる力がある。その仲間が増えれば嬉しいし、社会を変えるのは楽しいこと。その思いを込めたあいさつが、少しでも心に残ってくれたらと願うばかりです。私もいっしょにがんばりたい。
【今日の句】つながれば きっと世界は 変えられる
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