「ダブルワークという女性がいる。7時から16時まで長いも堀り、いったん家に帰って20時から深夜1時まで別の仕事だそう」。理由は聞いていないようですが、生活苦が背景になっていると思われます。
別の会場で懇談会に参加した女性も「私もダブルワーク。タイミーを使ってトリプルも考えている」。子育てと介護のダブルケアの真っ最中でもありました。体を壊さないのかと、本気で心配になりました。
高市首相が労働時間の規制緩和検討を厚労相に指示したのは、過労死ラインを超えても働きたいという方の要望に応えるためといいます。体が動く若いうちに稼ぎたいという方もいるのでしょう。
しかし目を向けるべきは、低賃金や社会的理由で長く働かざるを得ない実態こそではないのか。ひとり親家庭、無年金・低年金の高齢者、学費・生活費を稼いでいる学生などの苦労に、高市首相は心を寄せているのか。
日本共産党への厳しい意見も含め、今の政治と社会が行きづまっているからこその心からの声。しっかり受け止め、党もアップデートしていかなければ。明日は北見市での活動です。
【今日の句】歩くほど 地に足つける 重み知る



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