2010年10月29日金曜日

日本の第一次産業を切り捨てるな

 TPP交渉参加は、第一次産業はもちろん北海道経済に大打撃--との北海道版ビラ作成を、急ピッチで進めています。

 同時に、ただ反対だけでなく農業振興に向けた党の取り組みと政策も、合わせたビラに盛り込んでいるため、ちょっと時間がかかっていますが、明日には完成できる見込みです。

 それにしても、閣内でも意見が分かれているTPP問題を、首相はどうするつもりなのでしょうか。

 「閣内不一致」が、大きな政治的問題であることを、どれだけ自覚されているのでしょうか。

 ともかく、これからの「日本の姿」に直結する問題だけに、あいまいは許されません。

 地域経済の好循環と、地域社会の成立には、基幹産業の第一次産業の振興こそ課題です。

 「食の安全保障」とも直結し、まして世界は食料不足の情勢が進んでいます。

 温暖な日本こそ、第一次産業を地域社会の機軸に据えることがふさわしいと思います。

 私の父の家系は農家で、母の家系は漁師で、妻の実家は酪農家でした。

 苦労も喜びも、ほんのわずかですが、間近で見てきたつもりです。

 家族経営を基本にしてきた、日本農業です。

 自然を相手に、効率や利益優先の考えでは成り立たないのが第一次産業です。

 離農が相次ぐなか、本来は国が責任を持って支えるべき分野だと思います。

 そんな思いを込めながら、ビラを作成していた1日でした。

 【今日の句】 外国産だけ 食べますか 菅首相

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