2013年1月24日木曜日

奈井江町で考える地方分権

 奈井江町での党と後援会「新春交流会」へ。北良治町長からも、メッセージが届いていました。

 北町長さんとは、以前に1時間近く懇談させていただいたことがあります。

 懇談とはいえ、そのうち50分ほどは北町長さんからのお話だったのですが‥‥主には地方分権のお話でした。

 伺った時は豪雪の年で、道路管理が話題に。

 奈井江町には、北電の火力発電所があります。

 燃料の石炭は毎日、200~300トン運ばれます。

 ですから、通じる道路の除排雪が進められないと、発電できない状況になります。

 その道路は道道なのですが、急な天候変化に対応するには、町でおこなうのが一番といいます。

 なるほどと思いながらお話を伺ったのですが、昨日の北町長さんからのメッセージには、くらしに関わることに加え、基本自治条例のことにも触れられていました。

 自立と自律のまちづくりを、どう進めるか。

 権限と財源の委譲には、利権がかかわるため政府官僚が手放さない、などの指摘もされます。

 また、全国どこでも国民生活が保障されるには、確かに国の責任は大きいでしょう。

 しかし、北町長さんが指摘するような(道と町の関係の話でしたが)、具体的で効率的な、しかも地方自治体が意欲をもっている課題には、その方向での改正は進めるべきだと思います。

 道は国の下請け機関のようだとか、道と市町村との連携不足などの指摘も耳にします。

 市町村のなかでも、財源や人員の不足から、委譲されても‥‥との思いを持っている自治体もあるでしょう。

 だからこそ、私たちのように政党・政治家が間に入り、調整や政策化の一助となることも大切なこと。

 奈井江町で、党員・後援会員の方と交流を深めながら「町のあり方」も考えました。

 【今日の句】 小さいが キラリ輝く 町がある

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