2013年4月11日木曜日

北朝鮮は挑発をやめよ

 北朝鮮がミサイル発射の動きを見せています。前の「ロケット」騒動でも、周辺諸国に緊張をもたらし、国際社会からの批判もありました。

 核開発まで「カード」として見せ、挑発をくり返して、交渉や支援を引き出す手法を認めるわけにはいきません。

 毅然と国際社会が一致して対応するのは当然ですが、「目には目を」と挑発に乗ってはならないと思います。

 まして「だから憲法改正を」との議論へ飛んでいくのは、いっそう危険。

 いろんな報道も見ますが、北朝鮮の国力と軍事力では、戦争となってもかなわないのはハッキリしています。

 だから核開発で脅威を見せつける。

 そして、まだ若い金正恩氏だけに、父と違い対話や「落としどころ」がわからず、軍の強硬派も勢いを増して挑発がエスカレートしている、という見方です。

 過去の日本もそうでしたが、軍や「強硬派」のエスカレートを止めるには相当の力が必要です。

 それは形が違えど、日本も、どの国も同じこと。

 日本の外交は戦略がない、とよく言われます。

 情報もアメリカ経由で、日本としてのルートがないと言われます。

 日本が強化すべきは軍事力でなく、外交力ではないのでしょうか。

 【今日の句】 為政者の あおる不安を 見極めよ

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