2014年3月6日木曜日

私の忘れられない災害の記憶

 道東・オホーツク方面の暴風雪がひどいようですね。昨年9人が亡くなった再来とならないよう‥‥どうかブログをお読みのみなさんも、ご注意を。

 そうなんです、自然災害は「まさか自分に降りかからない」と思っていても、やってくる。

 私で言えば、1978年の宮城県沖地震を体験しました。

 28人が亡くなり、すべてのライフラインが止まり、小学1年生の私は初めて体験した大きな揺れに不安を覚えながら、暗闇の夜を過ごしたことを今でも覚えているんです。

 この地震があった6月12日は県民防災の日となって、学校では避難訓練などがおこなわれてきました。

 しょっちゅう地震が起きる宮城県なので、震度4~5くらいでは慣れてしまっているなかで、あの東日本大震災。

 両親・妹夫婦・親戚の無事が確認されるまでの息苦しさは、何とも表現しようがありませんでした。

 地震・津波と吹雪は違うけれど、命の危機に直面するという点では、どうしても気になります。

 災害にも負けない県民性・国民性がクローズアップされ、素晴らしき日本人みたいな報道に出合いますが、深刻な生活を支えきるだけの素晴らしき政治にこそ出合いたい。

 間もなく3.11。

 記憶を風化させないというより、いまだ現在進行形の震災被害・原発被害をどうするのか、問い直すことが大切なのではないでしょうか。

 安倍首相、消費税増税とか憲法解釈変更とか、そんなことしてる場合じゃないですよ!

 【今日の句】 行くのなら 靖国よりも 被災地へ

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