2015年3月17日火曜日

民意に背いて民主国家と言えるのか

 論戦の舞台は参議院へ。今日は山下芳生書記局長が、辺野古の新基地建設問題を取り上げました。夜の院内集会でも「政府は沖縄の民意を受け止めろ」の声があふれました!

 院内集会では「オール沖縄」候補として勝利した、赤嶺政賢・照屋寛徳・玉城デニー・仲里利信の各衆議から挨拶。

 党派は違えど、これが沖縄の民意とばかりに4人が続けて話される姿は、まさに圧巻。

 後ろに見える看板の「沖縄県民の民意を踏みにじるな」の文字が輝いて見えます。

 しかし、その輝きから目をそらしているのが安倍政権!

 ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんからは、「もう沖縄はガマンの限界だ」「沖縄の未来は私たちで決める」との熱い訴えがありました。

 無関心にならず、沖縄に連帯して政府へ迫ろう!というアピールも続きました。

 銃剣とブルドーザーで米軍が奪った土地を、なぜ代替地を準備してあげる必要があるのか。

 抑止力ではなく、戦争の突撃隊となる米海兵隊の拠点を、沖縄に押し付け続けていいのか。

 これだけ明確に民意が示されているのに、それに向き合わない国が民主国家なのか!

 中谷防衛相は、沖縄・翁長知事に「会う必要はない」とまで言い切った。

 「これこそ沖縄差別だ」と、安次富さんの怒りの声。

 安次富さんだけでなく、多くの沖縄県民の率直な思いですよね。

 国会でも連帯して、私も力を尽くしたい。!

 さて、今週は農林水産委員会で所信質疑も始まり、各法案審議も進み始めます。

 昨日は北海道農政事務所・苫小牧地域センターで、農水省設置法にかかわる聞き取りもおこないました。

 その後に訪れた、ある町の農協事務所では、政府の農業改革に対する率直な意見も伺いました。

 何より生産現場を見てほしい、上から押し付けるやり方で本当に農業が良くなるのか、と。

 こういう声を質問に生かしていけるように、夜な夜な膨大な資料を読み込み、パソコンに向かい続ける毎日です。

 【今日の句】 国民に 向き合わぬ政府 未来なし

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