2016年11月22日火曜日

TPP審議状況(11/22)

 福島県沖を震源とする地震・津波で、ケガをされたという方も。米国ではトランプ氏がTPPからの離脱をあらためて表明しました。

 私も起きて間もなくの時間で、テレビをつけた途端に津波警報が。

 避難するよう「東日本大震災を思い出してください」とのアナウンサーの言葉が、確かにこれ以上の注意喚起の言葉はないのでしょうけど、胸にグサリと突き刺さるようでした。

 あの日を思い出して、心が1日重かったという方もいたのではないでしょうか。

 福島第二原発の使用済み燃料プールでも一時、冷却水を送れない事態にもなりました。

 地震が起きるたび何度、このような苦しい思いをしてきたでしょう。 

 やっぱり原発はなくすべきだ、とあらためて思いました。

 トランプ氏のTPP離脱表明ニュースがかけめぐるなか、衆議院では農林水産委員会、参議院ではTPP特別委員会が開かれました。

 農林水産委員会で、私は鳥獣(主にシカ・イノシシ)による農作物被害への対策と支援について質問しました。

 耕作放棄地が増えたことで山中のシカなども生息域が広がってきたのですから、鳥獣被害対策と耕作放棄地対策は一体として進められるはず。

 実は山口県に、そのような問題意識での放牧が進んでおり、その事例を紹介しながら施策と予算の拡充を求めました。

 TPP特別委員会では、冒頭に昨日の辰巳議員の質問に対する正式答弁がありましたが、まだ辰巳議員の質問の機会はあるでしょうから続きに期待。

 紙智子参議院議員は、遺伝子組み換え食品を例に食の安全について、日本政府の見解を求めましたが石原TPP担当相は正面から答えず。

 明後日は午後から、総理出席のもと集中審議をおこないます(NHK中継あり)。

 日本共産党は田村智子参議院議員が14:52~15:22で質問に立ち、薬価問題を中心に質問します。

 25日の中央公聴会公募が締めきられましたが、公募総数は53人で、うち反対の表明者が49人とのことです(賛成3、保留1)。

 昨年の安保法制では90人を超える方が公募しましたが、きっとそれに次ぐ数でしょう。

 トランプ氏がTPPを離脱したら、二国間協定(日米FTA)を視野にしていると報道されています。

 TPP批准阻止へ最後まで力を尽くしつつも、さらに問題点を明らかにしていくことで日米FTAを止める土台にもなっていくはず!

 【今日の句】 急ぐなら TPPより まず復興

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