2018年5月3日木曜日

憲法が生きる日本こそ

 あいにく雨でしたが紙智子参議院議員と憲法集会・デモパレード、札幌北区で街頭宣伝などにとりくみました。今こそ憲法の力を、と訴えました。

 昨年の憲法記念日に9条改憲を明言した安倍首相は、引き続き今年も日本会議系の集会で改憲への執念を見せるメッセージを寄せているようです。立憲主義を壊し続け、憲法そのものを壊していくことは許されない。

 今年は疑惑・不祥事が連発する情勢のもとでもあり、集会やデモパレードで「改憲させない」スピーチとコールは力強いものとなりました。集会では紙智子参議と立民・道下大樹衆議はじめ、次々とアピールがありました。安倍政権ともども改憲策動を葬り去ろうという思いが、多くの方と共有できました。

 安倍首相が「自衛隊の存在を明記するだけ」という9条改憲も、実際は他国での武力容認と戦闘参加に道を開くことになるでしょう。今でさえイラク派兵時に「戦闘」状態に置かれていたことが隠されていたわけですが、ここで9条が改悪されれば、今度は公に自衛隊が戦闘に参加していくことになります。これでいいのでしょうか。

 では憲法を生かす政治となれば、日本はどう変わるか。軍事力依存の外交が、対話による外交へと切りかわる。国民の基本的人権や尊厳が保障される。学問の自由と教育の無償化。本格的な地方自治の発揮。そして安倍政権のもとで壊されてきた立憲主義を回復し、安保法制=戦争法や共謀罪法なども廃止しなければなりません。

 街頭宣伝は佐野弘美道議も訴え、司会は長屋いずみ市議予定候補が務めました。来年の選挙戦は、まさに改憲策動の根を断つべく結果を出したい。そのためには日本共産党の前進が、どうしても必要だと私からも訴えました。

 宣伝後は家族とともに、妻の実家のある釧路市へ。子どもたちも楽しんでいるようです。

 【今日の句】変えるなら 憲法よりも 安倍政権

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