2019年6月8日土曜日

誰の命も等しく

 今日は小池晃参議院議員を迎えた演説会と、「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」を掛け持ちしてまわりました。たくさんの激励をいただき元気も出ました!

 猛暑とはいかないまでも日が照りつけるなかで地下鉄から演説会会場まで案内している方や、受付や警備もしてくれる方のみんながボランティア。会場へ向かうところから「温もり」を感じられるのが日本共産党の演説会なのです。支えてくださった方々に感謝です。

 「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の川原茂雄さんや新社会党さんなども足を運んでくださり、川原さんには激励あいさつまでいただきました。いつも笑顔で支えてくれる川原さんはじめ、ご来賓とご参加のみなさんにも、あらためて感謝を申し上げます。

 掛け持ちのため開会前に参加者のみなさんと交流し、私から訴え→3人で万歳して、すぐに会場を離れることに。小池さんの演説も含めて、きっと日本共産党HPに後日アップされることと思います。ぜひ、ご覧ください(かなり会場が盛り上がったと聞きました)。

 私からは、①胆振東部地震被害からの復興・復旧、②北海道の鉄路の維持・存続へ、③国会議員による戦争容認発言を許さず、安倍首相の9条改憲を止める議席を--と訴え。加えて、札幌市で2歳の子が衰弱死したことも述べることにしました。実は私、学校の教員を辞めて児童相談所の職員になろうと思っていたんです。

 それだけに今回の件は残念だし、胸が痛む思いです。同じようなSOSを抱えた子どもはいないのか、まず急いで点検する必要はないのでしょうか。子どものSOSは、家庭のSOSでもあります。孤立や排除のない、あたたかい地域や社会をつくることにも力を注ぎたいし、児相はじめ関係機関の連携と職員増も必要です。

 誰もが等しく命を大事にされる社会を。そんな思いを強めながら「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」に行くと、家族の介護の実態についてパネリストの江端愛子さんが話をしていた最中でした。ニュースになる親族同士の悲しい事件は、他人事には思えないと話されます。5年ほど前に介護で鬱となり、今も薬を飲まれているそうです。

 精神障害者を支援する会の細川久美子さんは、精神障害が依然として他の障害と比べて支援の差がある実態を告発。「差別の現実を話していると胸が詰まりそうで‥‥」と述べる細川さんの姿を通じて、実態の厳しさがひしひし伝わってきます。こういう現実を、どれだけ安倍首相はわかっているのでしょうか。

 この後に各参議院予定候補から感想や決意を述べる時間だったのですが、予定されていた方も来られなくなり私だけのあいさつに。①医療・介護・福祉などのあらゆる分野で自己負担を迫る国のやり方に、分野の枠を超えて立ち向かおう、②地域の実態を掘り起こして道や自治体にぶつけながら、国へ迫っていく--ことを述べました。

 特に②は、先日の政府交渉で国保をめぐるやり取りがあったことも紹介して、地方議会と国会の論戦も結んで打開していこうと、なるべくリアリティもって伝わるように思いながら発言しました。選挙で結果を出すのはもちろんですし、世論と運動を広げていくのも大事。命を守るための「車の両輪」活動です。

 その後も業者分野での国保の現状、母親から子どもの医療費負担、介護現場で働くこと、外国人の保険証など、いろんな角度から社会保障の充実が必要だという発言を聞きました。こういう力で政治を変えていきたい。最後は集会アピールと団結がんばろう!で、締めくくられました。

 あらためて、誰もが等しく命を大事にされる社会を!

 【今日の句】勢いは どこにも負けず さあ明日も

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