2020年6月29日月曜日

買収も「安倍案件」か

 新たな展開となっている河井夫妻の選挙買収事件。現金は「安倍さんから」と言われて渡されていることが、だんだん明らかになってきました。安倍首相に説明責任があります。

 中国新聞25日付で報じられた繁政秀子・府中町会議員は、しんぶん赤旗の取材にも「私が話したこと。(中日)新聞が勝手に書いたことではない」と、安倍首相の名前を出されて現金30万円を受け取っていたことを合わせて認めました。今日、この町議は辞職。現金を受けたと証言した地元議員の辞職は初めてです。

 共同通信によれば、北広島町議会議長には、安倍首相・二階幹事長・菅官房長官の3人が案里容疑者に期待している旨が伝えられながら、現金が渡されたといいます。地方議員らに現金を渡した克行容疑者は、法相を辞任する昨年10月までに、官邸で安倍首相と昨年12回も面会しています。うち9回は単独です。

 このような経過や、自民党本部から1.5億円もの巨額政治資金が渡っている事実を見れば、買収も「安倍案件」としておこなわれてきた疑惑が浮かび上がります。安倍首相はやましいことがないのなら、閉会中でも国会の質疑に応じるべき。まさか「克行氏が勝手にやった」と突き放すのでしょうか。

 このような追及を逃れるため通常国会を閉会したのかと、あらためて腹立たしくなります。世論が収まるのを待っているのなら、逆に世論を高めて、真実を明らかにさせなければなりません。北海道でも力を尽くしたい。

 【今日の句】やましさが ないなら総理 説明を

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