2021年7月4日日曜日

この審判を受け止めよ

 いま書いている時点で、東京都議選で日本共産党は改選議席を超えるかどうかという状況。「五輪中止、コロナ対策に総力を」との訴えに間違いなく共感が広がりました。市民と野党の共闘候補の勝利も広がっているようです。応援してくださった方や、北海道はじめ全国から支持を広げてくださった方々のお力です。小池都政はもとより、菅政権に対しての審判も含まれているでしょう。真摯に受け止めるべきです。

 どの選挙区の当選も嬉しいのですが、個人的には4年前に応援に入ったものの惜敗だった日野市(定数2)で、清水さんの当選は本当に嬉しい。惜しくも届かなった選挙区も、候補や党員・支持者のみなさんの大奮闘は「しんぶん赤旗」などで伝わってきました。本当におつかれさまでした。

 一方で、熱海市の土石流被害の大きさに驚きました。お亡くなりの方も出て、心からご冥福をお祈りいたします。安否不明の方もいるようで、無事を祈るばかりです。避難されている方は不安な夜を過ごされていることと思います。日本共産党は対策本部を立ち上げ、本村伸子衆議院議員・島津幸広前衆議院議員らが要望を聞いてまわっています。まずは人命優先で力をあわせたい。

 いよいよ次は総選挙。4年前も都議選後の総選挙でしたが、突如の「希望の党」設立があり野党共闘が壊れそうになった、難しい情勢のもとでのたたかいでした。日本共産党は小選挙区候補を取り下げて共闘を守り、一方で北海道はじめ比例議席を大きく減らしてしまいました。私自身の力が足りなかったし、組織的にも共闘勝利と比例議席確保という2つの目標を成し遂げられる力量が足りませんでした。

 まだ進行中のコロナ禍を通じて、命と健康、くらしや雇用を守る政治にしなければと多くの方が感じているはずです。それは都議選のなかでもあらわれました。その願いに応える命綱としての比例議席を、北海道で何としても回復しなければ。明日から留萌方面をまわります。

 【今日の句】ふつふつと 変化のうねり 沸き立って

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