2022年4月24日日曜日

年に1度の道党会議

 知床観光船が不明のもと、今の時点で10人が犠牲に。心からお悔やみを申し上げるとともに、これ以上の被害とならないよう祈るばかりです。捜索も厳しい自然環境のもと、二次災害など起きないことも願うばかりです。

 海上保安庁は、業務上過失致死などを視野に捜査を進めると報じられています。昨年に座礁した際の修理がされていたのか、どれだけ安全対策は講じられていたのか、また船長が以前に投稿したフェイスブックには「ブラック企業」との表現もあり、捜索の一方で正確な究明も必要です。これだけの大事故になっているのですから。

 今日は、年に1度の日本共産党北海道委員会の党会議(いわゆる総会)。札幌駅前での、ロシアによるウクライナ侵略への抗議行動に5分だけ参加した後に、急いで会場へ。岩渕友参議院議員も駆けつけてくれて、実は意外と多くないツーショット写真も撮っておきました。

 予定候補として岩渕議員と私があいさつし、戦争か平和かの情勢のもとで日本共産党を伸ばしてほしいと力を込めました。発言では、住民要求を取り上げて活動している党支部や地方議員の奮闘が交流され、中学校の同級生を党へ迎えようと踏み出している発言や、来年の地方選挙で挑戦する予定候補の決意には大きな拍手も。

 根室市からは、領土交渉の行方を不安する元島民の思いとともに、墓参やビザなし交流などの継続を求める声もあるといいます。漁業についても毎年のように不当な拿捕や臨検があり、そうでなくても水揚げは最盛期の半分ほどという現実に、根室市の経済や市民のくらしが厳しくなっているのです。

 旧ソ連兵が島に乗り込み、命からがら逃げだした当時が、今のウクライナに重なると話す方もいます。不当なヤルタ協定が根本にありますが、帝政ロシアから続く領土拡張の野望が現れた許されないことです。外交青書で19年ぶりに「不法占拠」との表現が復活するようですが、それなら戦後処理の不公正をただす外交を強めるべきです。

 今日の党会議で、道委員会副委員長に再任されました。引き続き、よろしくお願いいたします。

 【今日の句】全道で 根づいた行動 励まされ

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