2025年1月30日木曜日

バス路線維持へ踏み込んだ対策を

 今日は札幌市清田区・南区へ。ずっと応援してきたという方が「せっかく来てくれたから」と赤旗を購読されたり、入党を前向きに考えてくれる方などとの出会いがありました。じっくり要望や疑問も聞きながら、このような対話を積み重ねていきたいです。

 南区の駒岡地域をまわっていると、ちょうど学校からの帰宅時間。駒岡小学校の子どもたちが、バス停に並んでいました。

 小規模特認校で、全校児童約80人の多くが学区外からバスにて通学している同校。ところが、この路線(駒岡線)を運営する中央バスから廃止が発表され、大問題になっていたのです。

 ばんけいバスが引き継ぐことになりましたが、運転手不足を理由にしたバス路線の廃止・減便は全国・全道で続いています。国が、より踏み込んだ支援を進める時ではないのか。

 大型二種免許を持っている方が少ないなか、育成も含めた支援策の強化が必要です。何より賃上げなどの処遇や労働環境改善は欠かせません。

 積雪・寒冷の地域では運転手の緊張も強まりますから、適切な休息時間を保障する体制づくりも急がれます。公設民営へと進めた自治体もあります。

 社会生活は移動が伴います。公的保障が必要です。気候変動を抑制するうえでも、今こそ公共交通の充実を。明日は茨城県へと向かいます。

 【今日の句】外眺め 目的地まで ゆっくりと

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