2011年1月17日月曜日

栗山町・岩見沢市で豪雪被害調査

 昨日・今日と、豪雪でビニールハウスが倒壊している栗山町・岩見沢市へ向かいました。しかし今日も雪‥‥岩見沢まで着けるか心配でしたが、何とかたどり着くことができました。

 栗山町では重山雅世町議、岩見沢市では上田久司市議、山田やすひろ市議予定候補、富沢前市議と足を運びました。

 岩見沢市には、宮内聡国会議員団北海道事務所長もいっしょです。

 栗山町は、一昨日から50cm近くは降ったのではないか、という状況でした。

 うかがった2件の農家の方からは、聞いていて心が痛む話が続きます。

 「15年経ったハウスだから、共済でも3割ぐらいしか出ないかも」

 「2月末には玉ねぎの育苗をしないといけないので、撤去と建て直しをしないといけないが、毎日雪が続いたらそれもできない」

 「100mものハウスなので、資材の費用とあわせて10人くらいの人件費もかかる。1日5万円できかない」

 などなど、です。

 雪をハネてもハネても降り積もるため、間に合わなくて結局、つぶれてしまったのです。

 岩見沢市の方のハウスも、ご覧のように押しつぶされていました。

 農協や共済組合からも話を聞き、資材確保・資金繰りなどを急ぐことや、共済組合としても早期の支払い、また制度上の課題などもうかがいました。

 「埋蔵金」扱いされ、事業仕分けでも対象にされた共済ですが、こういう時の積立金であって、本当なら国こそ責任を負うべき内容でもあります。

 いずれにしても、時期が迫るなか雪も降り続き、資金も手立ても必要な農家は少なくありません。
 農協としても細かに状況把握と要望の取りまとめを急いでいるということでしたが、自治体もきちんと責任を負い、必要な対応を国としても検討に入るべきだと思います。

 栗山町の様子はこちらで赤旗でも報道しましたが、仁比そうへい前参院議員も松江市でこちらのように調査しており、一部の被害ではなく全国的に共通する課題であるからです。

 こういう時こそ、政治・行政の役割が問われると思います。

 【今日の句】 震災の 痛みも政府は 忘れずに

2 件のコメント:

  1. こんばんは(^0^)/ 
    昨日は、大雪で大変な状況でしたが、それを微塵も感じさせないご健闘で、一安心しました。
    こちらも金倉道議会候補、太田市議会候補のチラシの配布作業で、一頑張りというところです。
    東区トリオ(もう一方は宮川じゅん市議)の完勝を目差してお互い力を結集させる所存です。
    時間があれば、ブログのツイッター共有も継続しております。
    ところで私の住んでいる所は、東区の街中で、若い一人暮らしの多い地域なのですが、どうやって接点を掴めばいいか、いつも悩みの種です。
    何か、妙案はないものでしょうか? 
    m(_ _)m

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  2.  まゆゆさん、コメントありがとうございます!
     雪の中の配布、おつかれさまです!

     私は、若い人たちとは「願い」を聞くことに徹しています。就職で悩んでいませんか、きちんと給料は出てますか、いま学んでいることを社会でどう生かしますか、この日本はどうあるべきだと思いますか--。
     そして宣伝などでも、日中には会えないので、夜8時くらいから地下鉄駅頭などでアンケートなどをしたこともあります(東京などでは、よくやっています)。
     まずは「つながる」ことが大事だと思うので、若い人のライフサイクルや実感にかみあうように、ということは考えています。いきなり「共産党です」と言っても、多くの若い人たちは政治は遠い存在だと思っていますしね。

     とにかく党員や後援会のみなさんが力をあわせて「1人が1人」の若い人とつながりを持つだけで、何十万人ものつながりができると思います。焦らず「まず1人」の気持ちで、私もがんばりますね。

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