2011年4月3日日曜日

原子力行政の転換を

 原発事故で、これからどうなるのか多くの方が心配されているのではないでしょうか。

 私も、ニュースを見るたびにどうなるのかと、心配になります。

 心配のタネとなっている1つは、正確な情報がわからないということだと思います。

 政府や東京電力からの情報が、正確にわかってこそ専門家も力を発揮できるのでは。

 わかりやすく国民に伝わってこそ、冷静な行動も取れるのでは。

 これまでの「安全神話」にすがりつく情報ばかりでは、かえって心配や混乱を呼び起こしかねないと思うのです。

 同時並行で、今後のエネルギーのあり方も論じていかなければいけないと思います。

 まずは今ある原発は総点検し、プルサーマルなどは中止に!

 テレビで見ても、明らかに役に立っていないことがわかる原子力保安院ではなく、権限と体制を持つ独立した規制機関を!

 そして、自然エネルギーへの計画的転換で、原発頼みからも脱却を!

 社会のありかたとしても、浪費型社会を見直すことも大事だと思います。

 あらためて私も知りましたが、日本共産党は1976年から技術の未完成ゆえに危険性がある原発の問題点を指摘し、解決の方向を提起してきました(こちらこちら)。

 根拠を持たない、楽観的な主観では解決できないのが原発問題です。

 科学的な立場を貫いてこそ、国民を守ることにつながるのではないでしょうか。

 今回の地方選挙でも、大きな争点になっているだけに、多くの方に党の政策や態度を知ってもらいたいと思います。

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