2012年1月18日水曜日

豪雪の岩見沢市へ--市民生活を守るために

  労働者後援会と宮川潤・小形香織両市議のみなさんで、札幌市役所前で朝の宣伝をおこない急いで特急に飛び乗り岩見沢市へ。

 真下紀子道議、山田やすひろ岩見沢市議と、豪雪調査と要請活動のためです。

 まずは写真を! 除雪した上の降雪で、ゆうに2mを超える雪の壁が続きます。

 一言で「雪壁の迷路」のなかに家々がある、という感じでしょうか。

 駅前や幹線道路は少しずつ排雪も進んでいますが、このように住宅街の道路は車一台が通るのがやっとです。

 屋根の雪も、巨大なマッシュルームのように積もっています。

 伺った市営住宅は平屋の団地ですが、玄関前がやっと除雪されている状態。

 でも玄関の反対側はドッサリ雪山が残っていて、灯油のホームタンクも埋まっています。

 その雪山を登ると、写真のように屋根まで軽く手が届きます。

 煙突は雪も積もっていて、排気されない心配もありました。

 「病院にも行けず、血圧の薬も今日まで」「ホームタンク付近の除雪ができず、いつ灯油がなくなるかと心配」などの話を聞きました。

 農家ではビニールハウスの倒壊もあったのですが、実は昨年も豪雪でハウス倒壊が相次いでいます。

 ハウスの骨組みに1メートル2万5000円かかるのですが、共済もわずかで人件費も出ないため、近隣農家の手伝いで必死の作業でした。

 視察後に岩見沢市と道振興局へと、つかんだ実情を訴えてきました。

 人海戦術による対応も必要ですが、国や道の力の発揮が急がれます。

 除雪ボランティアは‥‥とも思いましたが、現場は雪の捨て場もなく屋根に登るのも危険で、もどかしくもあります。

 市の予算が膨らみますが、数年前に北見の豪雪被害で特別交付税措置がされた実績もあり、同様に国が手立てを取ることも、これから求めていきたい。

 やっぱり現場に行かないとわからないことも多く、特に「災害弱者」となる高齢者や子どもたちの安全を確保できるようにがんばりたい。

 夜に労働者後援会のみなさんとの「新春交流会」でも、雪害の状況を紹介しました。

 そうそう、今日18日は「かず(1)や(8)の日」として、労働者後援会で統一行動デーとしてくれたもの。

 たくさんの激励もいただき、ますます元気にがんばります!

 【今日の句】 20年 安全神話 伸ばす気か

2 件のコメント:

  1. 岩見沢の視察ご苦労様です。
    今の時代高齢化社会なので、今の岩見沢の高齢者のために頑張って欲しいと思っています。
    畠山さんも大変だと思いますが頑張って下さい!
    仕事も忙しいと思いますが体調に気を付けて下さい!

    返信削除
  2. 匿名さん、コメントありがとうございます!

     震災もそうでしたが、自然災害で被害を受けるのは高齢者や障がい者、子どもたちだということを今回も痛感しました。合わせて、地方の疲弊と公務員削減で「いざ」という時の体制が弱まってきていることも心配です。

     私は元気に、今日もがんばります!

    返信削除