2012年1月19日木曜日

もっと おおきな たいほうを

  今日・明日と娘が保育園合宿のため、妻と下の子だけで静かな(?)夜です。きちんと娘は眠れているのかな。

 絵本好きな娘が、いま図書館から借りてきているのが二見正直さん作の「もっと おおきな たいほうを」。

 タイトルは物騒ですが、中身がユーモラスで私も好きな1冊です。

 川の魚を取りに来たキツネたちを追い払うために、先祖代々伝わる大砲を発射して威嚇する王様たち。

 ところがキツネが、それより大きな大砲を運んでくるので、さぁ大変。

 それより大きな大砲を作り、またキツネも大きな大砲を持ってきて、さらに大きな大砲を‥‥と繰り返すのですが、大きさばかりでは勝てないと思った王様が「数の多さ」「見た目の派手さ」「形の面白さ」を競っていって‥‥。

 あとは読んでいただくとして、結局使い物にならなかった大砲の使い道まで描かれていて、楽しく読みきれます。

 抑止力論や軍拡競争を皮肉っているように読めますが、冷静に考えれば同じようなことを世界規模でやっているように思います。

 ぜひ一度、機会があればご覧になってください。

 豪雪被害の実態と要望をとりまとめたので、明日、まずは道への要請をおこないます。

 【今日の句】 眼帯で 民意も半分 見えぬかな

2 件のコメント:

  1. もともと民意が見えないのに、半分になったら大変!
    衆院比例定数80も削減してしまったら、ますます民意が見えなくなってしまいますね。
    政党交付金やめればいいのに!

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  2. 古岡さん、コメントありがとうございます!

     眼帯を取れたら民意が見える‥‥ということも期待できないので、私たちががんばらないとならないですね。
     道への要請に来られるんでしたよね? では後ほど!

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