2013年7月22日月曜日

問われるのは安倍政権の今後であり、日本共産党の力量だ

 ほぼ徹夜で、朝の街頭宣伝へ! 紙智子参議院議員・森つねと国政相談室長が、新たな決意を語りました。

 なかなか勝てなかった、この10年余り。

 文字どおり「新たな決意」で朝の宣伝をできることで、身も引き締まりました。

 この10年余り、前進できなくても、多くの方々が活動を積み重ねてきました。

 くじけず「この道だ」と続けてきたことが、今回の勝利に結んだんだと思います。

 さて、選挙結果の全体像が見えてきて、いくつか私なりに感じたことを。

 ①これから安倍政権の「危険な本性」が見えるでしょう。

 衆参のねじれ解消で、安倍政権がねらっているのは何か。

 選挙中にも訴えましたが、雇用ルール破壊の「成長戦略」であり、来年4月からの消費税増税であり、社会保障の切り捨て、原発再稼働、TPP推進、憲法改悪。

 小出しで示したり、どこかで大きなアドバルーンを上げてみたり、いろんな策が出されてくるかと思います。

 これまで以上に、国民的な監視が必要です。

 ②「野党」が減った、のでしょうか。

 そもそも民主党は、消費税増税で3党合意、TPPも推進してきた立場でした。

 みんなの党や維新の会は、アベノミクスを応援し続けています。

 そう見ると、野党と言いながら中身は与党、という状況だったのではないでしょうか。

 部分的に野党共同はありつつも、国政の基本問題では、野党と言える状況にあったのは日本共産党だったと思います。

 その党が伸びたという事実は、単純に野党勢力の減少とは言えないのではないでしょうか。

 ③財界・アメリカから安倍政権への要求が強まれば強まるほど、さらに国民との矛盾が激しくなるでしょう。

 消費税でも原発でも憲法でも、増税反対・再稼働反対・改定反対が多数です。

 北海道ではTPP反対も、広い道民世論でしょう。

 問題は、この関心と意識が投票行動とマッチしないことであって、根本的な矛盾は解決されないで進むことになります。

 もちろん日本共産党として、そのような方々への訴えや、広い運動を作る活動を、さらに深めていきたいと思っています。

 間違った政治に正面からぶつかりながら、対案を持って新しい社会像を示していく。

 生活に苦しむ声を受け止めながら、解決策を示し行動する党として、もっと私たちも努力しなくちゃ。

 紙さん・森さんと支援者まわりをし(私は案内+運転手!)、どこでも喜んでもらえてことが嬉しかった。

 でも、本当にやるべきは、ここから。

 いただいた議案提出権(予算を伴わないもの)や党首討論の機会なども生かして、国会議員団は「国民が主人公」の政治へ力を尽くす決意のはずです。

 地方にいる者としては、地方議会や草の根の運動で、国会と結んだ活動強化へ!

 多数を取った安倍政権も問われますが、躍進した日本共産党の真価も問われます。

 原点に立って、私も力を尽くしたいと思います!

 【今日の句】 まだ一歩 政治を変える まだ一歩

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