2014年7月13日日曜日

自衛官の命を軽く見るな

 今日の「しんぶん赤旗」1面を見て、思わず考え込みました。「派兵自衛官 自殺40人」--国民平均や自衛官全体と比べても高い割合、だそうです。

 「自衛官は泣いている」著書のジャーナリスト・三宅勝久さんの言葉が、また胸に突き刺さる。

 「隊員は派兵先の過酷な環境でストレスにさらされ、国内に残った隊員も通常任務の穴埋めをするために負担がかかっています。

 根底には、気に入らない部下を過酷な任務に派遣させる、帰国後に何のケアもしないといった、階級の低い隊員を人間扱いしない、旧軍以来の体質があります」

 誇らしげに集団的自衛権を説く安倍首相や与野党の方々に、聞かせてやりたい!

 自衛官の命を軽く見るんじゃないよ、と。

 これで「美しい日本」だなんて言うんじゃないよ、と。

 本格的に自衛隊が戦地に行くとなれば、必ず人手不足になり徴兵制が現実味を帯びるでしょう。

 それは修練のためなどではなく、戦地派遣のためになるわけです。

 国民や自衛官は、安倍首相の手足ではないのですよ。

 自衛官だって、生身の人間で、家族や友人を持つ、たった一度の人生を過ごす存在なんですよ。

 憲法解釈の変更も大問題ですが、戦争の「リアル」が検討もされないで集団的自衛権に踏み出すなんて、やっぱり私は許せません。

 【今日の句】 ガザだって 虐殺やめろ 話し合え

4 件のコメント:

  1. 知り合いに自衛官が何人も居ますが、自衛官の仕事とは別に、プライベートで平和を語り継ぐ事を
    している方もおられます。自殺者が多いのも自衛官だと言っていた彼のことばが無にならないためにも
    日本共産党員としてできることからはじめて行きたいと関係団体への署名、募金などしております。

    それとは別に昨日は党員学校の講義があり、党の歴史を学んで参りました。
    会場内に はたやま様のポスターが貼られており、何か、講義を受けながら、
    はたやま様の書かれたことばが思い浮かぶようで 講師の方(党元道委員長)の話も
    しっかりと胸に刻んで参りました。

    今後も是非新しい生のご意見をBLOGでかきつづって下さい。

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  2.  伊東さん、コメントありがとうございます!

     自衛官のみなさんが、そろって戦争志願というわけではありませんし、1人の人間として持って生まれた感情もあるわけですからね。そういう方々にも、激励にもなる活動が見えるようにしたいですね。

     昨日の学習会、私のポスターを貼ったのは、にらみを利かせていた(苦笑)というわけではないでしょうが、ありがたいことです。
     また様々なご意見、お寄せくださいね。

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  3. 書き忘れではありますが、学習会では 如何にして支配層(講師はこう言われておられました)
    が政治を使って罪なき人を支配したがっているか が明確に見え、私も如何にして支配層の
    思惑に呑まれないか、また 虜になっている方にどのような提案、や行動をしていけるかが
    わかっただけでも 大きな収穫となりました。

    戦争を経験した私の両親の世代の方も出席されておられ、つぶやきの中から私にはわかり得ない
    事が勉強となったと共に、さらに経験者であるお年寄りの方の意見をよく聞き、次の世代に語り継いで
    いけるか、、それが私たちのもう一つの使命でもあると 感じました。
    無理なく頑張って行きたいです。

    今日の党創立記念、ネット配信にも大いに期待しております。

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  4.  今日のネット配信、いかがでしたでしょうか‥‥?
     過去の不幸な時代のなかでも、頑張り続けた日本共産党の価値が、よく私にもわかりました。
     次の世代へと、未来ある社会を引き継ぐためにがんばりましょうね。

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