2015年1月29日木曜日

このまま農政改革を進めていいのか

 議員会館へ多くの方が要請などに見えられます。これから予算委員会にも行きます。いろんな問題山積ですが、報道ではTPP妥結へ日米合意が進んできたとも!

 予算委員会では、補正予算の質疑が今日・明日と2日間おこなわれます。

 政府・与党は、30日の夜にでも本会議を開いて衆議院を通過させたいとのこと。

 3兆5000億円を超える規模でありながら、2日間の議論(衆議院)で済ませていいのか。

 日本共産党からは明日13:26~、赤嶺政賢・高橋千鶴子の両議員が質問に立ちます。

 NHK中継もありますので、ぜひご覧ください!

 先ほど自民党・稲田議員の質問を聞きましたが、農協改革・農政改革にかなりの時間を費やしていました。

 農協改革で生産者の競争力は上がるのだと、まるで郵政民営化時のようにバラ色に描いているように聞こえましたが、実態は違うのではないか。

 かたやTPP交渉は、アメリカと①主食用米の輸入拡大、②牛肉・豚肉でも「大きな進展があった」(全米豚肉生産者協議会)--と報道され、甘利TPP相も「1粒も(輸入米を)増やすな、というのは不可能だ」(27日)と記者会見で述べています。

 もちろんTPPは医療、労働はじめ多くの非関税障壁にも関わる問題ですが、一国の食料と地域社会にかかわる重要問題だけに、このまま突き進ませるわけにはいきません。

結局、農協改革の本質はTPP反対の先頭に立つ農協の解体論であり、農地流動化で企業参入も果たせるようにするのが狙いなのではないか。

 しっかりと論戦に挑んでいきたい。

 議員室に昨日はB型肝炎訴訟北海道原告団事務局から、今日は先ほど北商連のみなさんが要請に見えられ実態も伺いました。

 衆議院に共産党の北海道の窓口ができたことも喜んでくださいました。

 さらに頑張ろうと思う日々です。

 【今日の句】 農業の 危機つくったのは どの党か

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