2016年1月14日木曜日

緊急だと言いながら

 衆議員では与党賛成のもとで補正予算案が可決。日本共産党は宮本徹議員が反対討論に立ち、ズバリ問題点を指摘しました。

 予算委員会での審議をふまえ、安保法制・沖縄米軍基地の問題、2018年度以降の消費税10%へレールが敷かれることなどは許されないと強調。

 補正予算案の問題点として、①F35戦闘機など後年度に支払うものを、この補正で繰り上げて支払うという大軍拡路線を開くもので、戦争法=安保法制を財政面から支えている、②食料自給率低下が見込まれるTPPは、対策予算でなく撤退すべきこと、③社会保障の面でも、年金資金の投機的運用で損失が見込まれている問題がある--などを述べました。

 つまり、緊急のための補正予算でありながら、国民の生活向上のための予算にさえもなっていないのです。

 与党の多数のもとで衆議院は通過となりましたが、引き続き参議院での審議となります。

 数日間の審議だけでも、先ほど紹介したような問題点は噴出しているわけであって、安倍政権の暴走を認めておくわけにはいきません。

 国会内で農民連の全国会議があって、合間に昨日の予算委員会の審議の様子を紹介しながら来賓あいさつ。

 論戦と運動の共同で、安倍政権を追い込んでいきましょう。

 【今日の句】 急ぐなら 臨時国会 なぜ避けた

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