2016年3月5日土曜日

つないだ手を離さないということ

 福島第一原発事故により避難された方々と懇談する機会がありました。具体的な課題はいくつもあるけど、避難者の「リアル」に向き合うことなんだ、と。

 何度か足を運んだ場所で、そのたび聞く体験や現実の話に、責任感だけが膨らむような重たい気持ちになって帰路についたことを覚えています。

 それほど原発事故による問題は根深い。

 県内に残る人・県外に出る人、賠償の多い人・少ない人、家族いっしょの人・母子だけで避難した人‥‥いろんなことで県民同士が分断される状況がありました。

 しかし一番の問題は、その当事者同士の責任ではなく、事故を誰が起こしたのかということ。

 分断を乗り越えて避難者同士でまとまろうとの努力の話も伺い、事故から5年が経とうとしてるけど、今こそ国が責任を果たす番!と強く感じました。

 避難されている方は展望が見えない状況にあるのだから、政治が展望を示すべきなのに、逆に支援打ち切りを次々と進めるだなんて。

 形だけ建て直すよりも、政治を立て直すこと、です。

 5区補選で池田まきさんを応援してる方もいて、この間の共産党の決断におほめの言葉もいただきました。

 5区補選の勝利へ本気を出しあって、必ずアベ政治を終わらせましょう。

 【今日の句】 福島で 総理は何を 見てきたの

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