2018年1月3日水曜日

対話で平和の糸口を

 じっくり各紙社説を読み比べました(もちろん「しんぶん赤旗」も!)。世界の混迷を論じる社説が多いような印象です。

 1つは北朝鮮、1つは米国について。

 しかし北朝鮮情勢については、今日の「しんぶん赤旗」で新たな変化を報じました。

 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は1日、新年の演説で、2月の平昌五輪に合わせて「北南当局がすぐに会うことができる」と述べました。

 韓国・文在寅大統領も2日、歓迎の立場を表明。

 同時に、北朝鮮の核問題解決と切り離した対話ではないことと、米国などとの連携を文大統領は述べています。

 韓米分断策かとの警戒もありますが、対話の積極姿勢は、良い方向へ進む機会にしてほしいもの。

 この問題で今年は、打開へ向けた1年になるように。

 一方で、米国トランプ大統領の言動も、世界の混乱と分断の要因になりかねません。

 エルサレムの首都認定発言など強行に進めてきたことや、日本に対しても武器購入を促してきました(しかも安倍政権は積極的に応じる!)。

 来月4日投票の名護市長選挙は、日米両政府による辺野古新基地建設に対する、今年最初の大きな審判の場ともなります。

 すでに国際的には、米国に対して厳しい非難や指摘が相次いでいます。

 国内では、米国いいなりに突き進む安倍政権に対して、同じく批判や不安の声があがっています。

 今年こそ、米国いいなりから抜け出していく1年に。

 明日からの仕事始めにあわせて朝の宣伝、各界あいさつなどへまわる予定です!

 【今日の句】 はや今年 平和な三日 過ぎにけり

2 件のコメント:

  1. 去年は北朝鮮情勢があれだけ緊迫した状態が続いたこともあり、今年の頭の方で韓国でオリンピックが開催されるのは、すごく幸運なことだと感じてます。
    これを期に、北朝鮮を巡る問題が根本的に解決する方向に進んで欲しいと思います。

    米国との関係については、特に日本における米軍との関係・・・日米安保条約と日米地位協定と日米合同委員会とは何なのか?

    最近はこれらのことについて書かれた本が出てきていて、自分もその一つを読んでいますが、なるほどそういうことだったのか、という内容や、かなり愕然とするような内容が盛りだくさんです。

    辺野古などの米軍基地の問題も、はては北方領土の問題についても、日米地位協定と、その扱いを決める日米合同委員会のあり方を変えなければ、根本的な解決が出来ないんだなと、強く感じるようになりました。

    そのためには、国会の場で明らかにしていく必要があるな、と思うようになりました。

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    1.  匿名さん、コメントありがとうございます。

       日米合同委員会の本は私も昨年読んで、日本の従属的位置づけにあらためて驚きました。日本側は官僚トップという行政機構に対して、米国側の対応者は軍人という構成からしてひどすぎます。
       私が直接に国会で取り上げることはできませんが、このような事実を多くの方に知ってほしいと思います。そのような仕事にも取り組んでいきたいですね。

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