2019年2月28日木曜日

市民主権の札幌へ

 札幌市長選に人権弁護士・渡辺達生さんが立候補表明! 母体となる「市民主権を実現する会」も発足され、会場は熱気いっぱい!

 上田前市長の後継と言われながら、憲法や原発への態度は消極的で、市民のくらしや福祉より大型開発優先の自民党政治が復活する可能性が強まってきた秋元市政。これまでの「明るい札幌市政をつくる会」(この中に日本共産党も加わっています)と新社会党札幌圏総支部、自由党北海道支部準備委員会とで話し合いをするなかで上記の会を立ち上げ、市長選をたたかうことで一致しました。そして立候補の要請に応えてくれたのが、渡辺達生弁護士です。

 渡辺達夫さんは、官官接待の住民訴訟や道警の公費不正にかかわる訴訟にかかわり、雇用暮らしSOSネットワーク北海道の代表や生存権裁判弁護団事務局長などをつとめてきました。不正は許さず、くらしやいのちを守る先頭に立ってきた弁護士です。立候補を決意してくださったことに、心から敬意と感謝を表したい。渡辺さんが市長となれば、ガラッと市政は変わります!

 立候補の表明にあたり、渡辺さんは3つの重点を述べました。①1000億円道路をやめて特養、保育所、奨学金などにまわす、②1兆円もある市の予算を使って、民間の給料があがり、消費が増え、経済がまわる仕組みをつくる、③原発をやめ、自然再生エネルギーに転換し、安全安心の北海道ブランドをまもる--です。力を込めて話されたのが、格差と貧困の是正にかかわって「富める1%と、それ以外の99%。私は、この99%の人とともに、すべての人の命とくらしを守る札幌市へ変えていきたい」との部分でした。

 夜の「会」発足集会は、各政党とともに渡辺さんが所属している合同法律事務所、新日本婦人の会、市民の会、札幌地区労連、生存権裁判をたたかっているみなさんなどから熱いメッセージが続きました。話を聞いていて、みんな「渡辺さんと札幌を変えるためにたたかいたい」とウズウズしている感じ。すごく元気が湧く集会でした。

 知事とともに札幌市長が変われば、道民・市民のくらしに目を向けた政治へ変わるとともに、安倍政権に与える強烈な審判にもなります。この流れ、もっと強く大きくしていきたい。

 【今日の句】変えられる わくわくウズウズ する感じ

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