2012年11月7日水曜日

大学改革は、学生の立場に立って

 田中真紀子文科相の3大学「不認可」問題は、一転して認可の運びとなるようです。実際に現場に足を運んでお話を伺った者として、ホッとしました。

 昨日も書きましたが、そもそも大学の質が問われるのは、設置基準の規制緩和が原因だと思います。

 十分な教室や図書館もなく、これで「学問の府」と言えるのか、などの問題が生まれました。

 量の問題で言えば、今日の委員会で宮本岳志衆議院議員も指摘していますが、日本は5割弱の進学率に対してOECD比較では平均より、まだ低いのです。

 欧米諸国では大学授業料などが無料で、卒業の単位認定などで厳しさはありますが、まずは「学べる環境」があることで進学率が高いわけです。

 日本では高い授業料に、生活費などが加わると進学をあきらめる学生も少なくありません。

 奨学金にしても、日本の現制度は無利子より有利子が多数ですが、欧米諸国では返す必要のない奨学金が主流です。

 ただ大学を増やせばそれでいいわけではもちろんなく、学生の「学ぶ権利」を保障することこそ、急ぐべきではないでしょうか。

 今日は1日会議の日でしたが、旭川の武藤地区委員長が「支部の人がプレゼント」と持ってきてくれたのは、何と靴!

 以前に足のサイズを聞かれていて、よく靴下のプレゼントはいただくのですが、まさか靴を送っていただけるなんて‥‥感謝感謝です。

 間もなく足元から冷える冬を迎えますが、元気に全道を駆け回ります!

 【今日の句】 アメリカの 日本圧力 変わらずに

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