2014年3月21日金曜日

JR北海道は、新社長のもとで変わるのか

 今日は札幌北区地区委員会主催の「JR北海道事故問題を考えるつどい」で、パネリストとして参加しました。約100人の方と、真剣な論議をおこないました。

 道議予定候補の佐野弘美さんが開会あいさつをし、北海道大学教授・宮田和保さん、国鉄労働組合北海道本部・島見佳法さん、そして私がパネリスト。

 宮田さんからは、国鉄分割・民営化の際に予想された赤字問題について、基金が適切に使われたのかの問題提起も含めて、指摘がされました。

 島見さんからは、現場労働者の実態について、とりわけ技術継承の問題で心配な状況にあることが生々しく報告されました。

 私からは、道委員会の政策「6つの緊急提言」に即して、何が問題で何を解決すべきかを提起しました。

 参加された方の発言も、多種多様でした。

 元国鉄労働者の方もいましたし、乗客の立場からと発言された方もいましたし、「北海道の責任は」「新経営陣をどう見るか」との質問・提起もいただきました。

 新社長などの言動を注視しつつ、これだけ道民的関心事なのですから、しっかり道民的監視の体制をつくることが必要だろうとも思います。

 第三者委員会のような組織に、関係自治体の代表が加わるというのも1つの考えです。

 緊急の安全対策として、カネもヒトも集中するしか解決はないのですが、そのカネが適正に使われていくのかは、しっかり監視していく必要があると思います。

 広い北海道では公共交通が必要であり、そもそも鉄道事業を金儲けの手段と考えたら大間違い。

 だからこそ国が、安全基準も財源的裏づけも、しっかり保障していく必要があるのではないでしょうか。

 新しい出会いもあり、たいへん私も勉強になりました。

 地方切捨て=新自由主義路線に反して、公共交通網を守り発展させていく道を、考えて生きたいですね。

 【今日の句】 現状を 「いいとも!」なんて 言わないで

0 件のコメント:

コメントを投稿