2017年3月12日日曜日

現場の声に勝るものなし

 三浦一敏県議と復興公営住宅などに入居された方との懇談、鮎川地域へも調査に行き、東松島市で長谷川博市議と演説会。親戚も駆けつけてくれました。

 東松島市は来月、市長選・市議選があり長谷川さんは市議4期目(過去に矢本町議4期)をめざします。

 高校3年生まで医療費無料、市独自で農家への支援などなど実績豊かな長谷川市議。

 選挙に「大丈夫」ということはなく、ぜひお力添えを!と私からも訴えました。

 その後は国会報告で、森友問題・南スーダン・共謀罪の問題点をズバリ。

 野党共闘と、日本共産党が伸びれば政治がどう変わるかも話したら……時間が越えていく!

 質問モードの頭を演説に変えた途端、原稿を作っていてもなぜか収まらないことがありまして反省。

 とはいえ「わかりやすかったよ」などと声をかけていただき、長谷川市議の押し上げにもなったのなら嬉しいことです。

 話が前後しますが、復興公営住宅入居者の現状なども懇談ではよくわかりました。

 悩みの1つはコミュニティ作りで、隣同士でも馴染みがないので、特に高齢者でのつながり作りで努力されていることを聞きました。

 農作業などの「やりがい」があることも、新しい生活を支えるうえで大事との話には納得。

 震災関連で失業・離婚などがあった話も聞きましたが、まずは公的な相談活動の拡充が急がれると思いました。

 やっぱり当事者の話に勝る説得力はなし、です。

 鮎川地域は盛り土もまったく進んでおらず、金華山への船乗り場などもようやく整ったばかりとのこと。

 あるお店では「こんなに時間がかかるとは思わなかった。食材1つに買いに石巻(中心部)まで行かなければならない」と切実な実態が次々。

 銀行から融資を受けようにも、「工事が終われば人が減るので(店に来る人が減るでしょう)」と断られるとも。

 まだまだ本当の復興はこれからだ。

 その思いを強めて、東京の議員宿舎に戻りました。

 【今日の句】 復興に 差別と分断 持ち込まぬ

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