2020年7月15日水曜日

新しい社会めざす熱い思い

 今日で日本共産党は創立98年。志位和夫委員長の記念講演を聞き、青年たちとコロナ後の社会についても語り合いました。前向きの感想が次々と出されて、青年は未来を生きる存在なのだとあらためて感じました。いっしょに力をあわせていきたい。

 志位委員長の講演は「コロナ危機をのりこえ、新しい日本と世界を--改定綱領を指針に」と題して、大きく①新自由主義の破たん、②資本主義体制が問われていること、③国際社会の対応力、④人類史のなかでのパンデミック--に分けての話でした。この話の土台として貫かれている日本共産党綱領も、あらためて深める機会となりました(ぜひ綱領もこちらからお読みください)。

 志位委員長の講演は日本共産党HPからリンクも貼られているので、ご覧いただくとして、ブログで私が書きたかったのは青年たちの感想です。「コロナ世代」とも呼ばれ、先が見通せないなかでも社会的連帯が広がり、生きていくために声をあげていかなければならない今の時代を生きる彼らは、講演をどう受け止めたのか。

 「安心して年を取れる社会がいい。困ったときには助けられる社会」「人を性別でなく、その人一人ひとりを見てほしい」「志位さんの『学びを保障する社会』をめざす話に勇気づけられた」「生まれた家や土地柄に縛られない社会がいい」「まともな社会になってほしい。大企業優遇も米国いいなりも、日本は異常なことばかり」‥‥。

 思えば今の青年たちは、9年前に東日本大震災と福島第一原発事故、2年前の北海道胆振東部地震はじめ全国で相次ぐ自然災害、政治的には2015年の安保法制反対の国民的大運動など、さまざまな社会的経験をしてきました。そのなかで、連帯の大切さを肌で感じたり、「何を大事にして生きるべきか」と考えてきた青年たちは多いはずです。そのような経験が、感想の端々から感じられるのです。

 「いつの時代も変えるのは人間のたたかいという志位さんの話が嬉しかった」と述べた青年がいました。新しい政治と社会をつくりたいとの熱い思いが伝わってきたし、青年たちの力に励まされた一夜になりました。明日は千歳市・江別市を訪れます。

 【今日の句】大丈夫 社会はきっと 変えられる

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