2024年8月21日水曜日

頼りになるのが地方議員の存在

 今日は全道の党地方議員が集まり、道や国出先機関等への要請。毎年このように続けることで、切実な要求の実現にもつなげてきました。私は道開発局・道防衛局・JR北海道にと、国出先機関等への要請に同席しました。

 北海道は14総合振興局・振興局があり、それぞれで要請をした後に今回の道庁交渉としています。くらしや地域経済、公共交通や開発・建設など多岐に渡る要求・課題を、短い時間で伝えながら前進を勝ち取るのは簡単ではありません。

 しかし、地域に根ざした内容ですから、短くても説得力をもって、行政側も受け止めざるを得ません。それだけの力をもつ日本共産党の地方議員は、住民にとって頼りになる存在だと、あらためて今日も実感です。

 道開発局では、道路拡幅や災害対策での森林伐採・整備などの要請に。私からも先月の深川市多度志の水害について、あらためて事前放流のあり方など話をさせてもらいました。

 道防衛局では、陸自オスプレイの訓練や矢臼別演習場での沖縄移転訓練の中止などを求めました。とりわけオスプレイには「札幌市でも安全性の確認についての報告を受けていないという」(太田秀子市議)、「災害救援といいながら、危険なオスプレイをなぜ使うのか」(宮内しおり道2区予定候補)など批判が集中。

 「安全性は日米のあらゆるレベルで確認している」という回答に、私から「その中身も示されないから、国民の不安は解消されない」と強調しました。オスプレイの過酷事故に目をつぶって、米国いいなりとなっている政府の態度こそ問題なのではないか。

 JR北海道には、大麻駅の跨線橋や上野幌駅のバリアフリー化、上富良野駅の窓口時間延長など、それぞれ地域の実態をふまえた要求ばかり。このような工事が、新幹線工事によって後回しとなっている現状があることも再認識させられました。

 私からは、運賃値上げの撤回をと求めました。経営状況の困難がありますから、先月の政府交渉でも上下分離方式や公共交通基金の設置などを求めてもいます。そのうえで、道民の大事な移動手段を担うJR北海道には最大限の努力をと訴えた次第です。

 どの課題も、何より住民世論の高まりが大事。住民のみなさんとの対話を、地方議員といっしよに広げていきたいです。

 道開発局には長屋いずみ札幌市議・中田磨釧路町議・志民和義大樹町議、道防衛局には太田秀子札幌市議・吉谷徹千歳市議・千葉なおこ道1区予定候補・宮内しおり道2区(比例重複)予定候補・伊藤りち子道3区予定候補、JR北海道には高橋典子江別市議・山本博己北広島市議・米沢義英上富良野町議・本間かつみ道8区予定候補が参加しました。

 【今日の句】一番の 説得力は 地域から

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