忘れてならない「三八豪雪」。雪害として初めて災害救助法が適用された、1963(昭和38)年の豪雪です。
北陸地方を中心にくりかえし雪雲が発達し、全国各地で記録的豪雪になりました。雪崩や住宅倒壊での犠牲や、自衛隊の救援ヘリの墜落事故もありました。
集落の孤立が相次ぎ、これで大地震などに襲われたら犠牲は広がったに違いありません。当時の教訓が、今の除排雪行政につながってもきました。
明日には気温も上がるようで、雪崩や融雪被害も心配されます。晴れてからも災害の不安があるのが豪雪なのです。
青森県はもとより全国的に、人員不足などで体制の困難も強まっています。防災省構想も結構ですが、地方自治体レベルでの実効性こそ。私も声を上げていきたい。
【今日の句】重き雪 命にかかわる 認識を
0 件のコメント:
コメントを投稿