2015年3月6日金曜日

この安保法制論議は危険だ

 告知が遅れましたが、明日は札幌で市田忠義副委員長も駆けつけ演説会! 私もごあいさつします。午後2時~札幌ニトリ文化ホール(入場無料)へ、ご都合つけてお越しください!

 衆議院では引き続き、予算委員会で一般質疑と集中審議がおこなわれています。

 今日は朝から自民・公明両党で、安保法制にかかわる協議も始まりました。

 議員会館前では、朝から路上集会が開かれて私も連帯のあいさつ。

 政府が示す「新事態」なるものは、昨年の閣議決定で定めた武力行使の3要件のこと。

 ともあれ、集団的自衛権に関する法案の大枠は固まったことになります。

 そもそも、集団的自衛権というのは、他国と集団で「自衛」にあたるということ。

 他国が攻撃を受けた際も、先の3要件に適合すれば日本も武力行使が可能になるということです。

 でも、他国が先制攻撃したことが発端で攻撃を受けても、集団的自衛権は発動になってしまうのではないか。

 この質問に、安倍首相は“新3要件に適するかどうか”が基準という答弁で、否定はしないのです。

 とても危険な論議、と言わざるを得ない。

 そうでなくても、憲法9条のもとで集団的自衛権が認められる解釈など、歴代政府はしなかった(できなかった)はずです。

 それを180度解釈を変えて、今の憲法でも集団的自衛権は可能だという、そもそもが違っている。

 だから世論調査では反対が多数だし、自民党の重鎮と言われる方々も危険性を口にしているわけですよ。

 このことを触れて「日本共産党も暴走を止めるために全力をあげる」と決意を述べました。

 その後も、来客や福祉保育労の院内集会&署名提出に参加したりと、慌ただしく1日が過ぎました。

 先ほど札幌に戻って、チラッと子どもたちの寝顔を見たところ‥‥。

 【今日の句】 虫たちも 改憲騒ぎに 目を覚まし

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