2017年5月29日月曜日

たとえ強弁しても

 今日は全国農業委員会会長大会を前後して、北海道選出議員や政党への要請応対。昼は「共謀罪」法案廃案へ、議員会館前での集会で情勢報告!

 毎年この時期におこなう農業委員会会長大会ですが、今年は農業競争力強化プログラムを受けて農水委員会での法案質疑も続いているだけに、私を含めて野党からは安倍農政の問題点を伝える場ともなりました。

 写真にある北海道選出議員への要請は、与党と野党とで分けておこなわれ、私からは①TPPや日EU・EPA交渉に見られる安倍政権の秘密体質(もちろん森友学園・加計学園問題でも!)、②農業の成長産業化の名のもとに、企業参入を進める動き、③同様に農地についても、優良農地が転用されていく恐れ--を、国会質疑の様子も含めて報告。

誰のための農業か、根本が問われているのではないか。

 農政の原点を、引き続き質していきたいと決意も述べました。

 さて「共謀罪」法案ですが、今日の本会議から参議院での質疑も始まりました。

 日本共産党からは仁比聡平議員が質問に立ちましたが、中身は変わらぬ強弁ばかりでしたが、予想されていた答弁時間より長かったというのが特徴。

 これは、政府なりに理論武装して答弁するため長くなるのであって、衆議院での論戦で追い込まれて、参議院でスタートしているということを意味します。

 だから今後の論戦次第で、廃案に十分できる。

 憲法違反という本質が変わっていない限り、国民の利益には根本的に反するからです。

 昨年のTPP特別委員会では、突然に政府・与党から暴言が飛び出したり、答弁不能な状況があったり、政治の世界では何が起きるかわかりません。

ましてや森友・加計の両学園問題は、何も決着がついていないし、総理みずから責任問題まで言及していただけに追及もしていかなければいけません。

 明日の参議院法務委員会では、総理入り質疑に仁比議員、法案質疑には山添拓議員が質問に立ちます(ネット中継あり、ぜひご覧ください!)。

 【今日の句】 隠すまま 逃げる総理を 追い詰める

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