2020年6月11日木曜日

連携の力を活かして苦難軽減へ

 「お困りごとはご相談ください」--佐々木明美(手稲区)・田中啓介(西区)両市議と終日、宣伝カーから呼びかけてまわりました。市政・道政・国政とで連携して苦難軽減に取り組めるのは日本共産党ならではだと、あらためて感じました。

 札幌市議会は昨日、第2回定例会が終わっています。代表質問をおこなった佐々木市議は、札幌の保健所体制について「市内10区にあった保健所が保健センターとされ、中央区1ヵ所となったところにコロナの相談が殺到しました」と、なかなかPCR検査が受けられなかった実態を明らかにしました。この追及に秋元市長は「力を集めて乗り切った」旨の答弁だったようですが、保健所の体制拡充は触れなかったのです。

 佐々木市議のもとにも、高熱が続いたのにPCR検査を受けられないと相談があったそうです。遅まきながら検査の「目安」を厚労省が変更したのは、このような国民の悲鳴が沸き起こったからでした。今後の感染拡大に備えるうえでも、今からでも検査体制の拡充は必要です。

 2人の子を持つ田中市議は、学校の安全確保について呼びかけました。札幌市は来週から通常登校となり、小学1・2年以外は40人学級体制へと戻ります。「3密」回避には少人数学級を維持しなければなりません。「子どもたちが安心して学べる、安全な学校にしましょう」との呼びかけに、学校帰りの高校生らも関心を向けていました。

 障害者支援施設で勤めていた田中市議のもとには、休業手当が出ていないという就労している障害者からの相談も寄せられています。こうやって各地で日本共産党の議員が、切実な実態を受け止めて解決に努力しています。だからこそ街頭からの訴えも具体的だし、私も横で聞きながら学ぶことが多くあります。

 事務所へ戻ってニュースを見ると、ライブハウス・ライブバーへの支援を求める声、難病患者の通院不安などが報道されていました。まだまだ声にならない声があるはずです。政治の側が恣意的な線引きなどしないで、急いで支援を強めるべきです。もう何か月も同じことを書いてきたようで、もどかしさも感じる毎日ですが、党の連携の力を生かして、私も役割をしっかり果たしていきたいです。

 【今日の句】まだまだだ 政治の力 求められ

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